我が家は2019年に新築に建替えました。このブログを書いているのが2023年ですので4年前になります。その時の奮闘記です。
初めての引っ越し
これまでに引っ越しをした経験はありますか?私が生まれる前の我が家は、度重なる引っ越しを経験したそうです。でも私は一度も引っ越しの経験がありません。未知の事で少しワクワクしていました。
が、そんなの最初だけでした。大変なんですね、引っ越しって・・・今となっては引っ越しの経験がなかった事に感謝すら覚えます。不動産会社に依頼して仮住まい探し。アパートの間取りや内見をしながら、引っ越し業者さんとの打ち合わせなど、高揚感があったのはココまで。実際に準備に入ったら徐々に大変な事なんだと知りました。
でもココで物理的な問題に直面します。当時私は飲食店で勤務しており、休みの予定が全く立てられませんでした。私の店は完全にシフト制だった為、アルバイトさんの予定次第で私の休みを決定していました。一緒に社員として勤務していた男性スタッフが68歳と高齢な方で、あまり無理をさせられないと思っていました。しかし丸1日休みが欲しかったので、1ヶ月前に皆にお願いをして、シフトの協力を仰ぎ何とか休みを獲得しました。
引っ越しやることリスト
- 引っ越し業者への依頼
- 仮住まいの内見と契約
- 電気・ガス・水道・固定電話の申請
- 電化製品(白物家電)
- 家財道具のリサイクル 買取依頼
- 荷造り ←メイン
- 引越し先の掃除
- 引っ越し当日
我が家は元々6人家族。引っ越し前は母と2人暮らしでしたが、ほとんど手つかずの荷物が山の様にありました。なんなら見たこと無い物も多かったです。ミニマリストな方が見たら発狂する位 物で溢れかえっていました。当時81歳の母も朝から晩までひたすら荷造り。引っ越し準備を初めてから1週間程経った時、母娘喧嘩が勃発しました。喧嘩の原因は、私が自分の分しか荷造りをしてない事でした。
出来ないかと思った
後日談で、この頃の私は普通じゃなかった と母と兄は言っていました。何かに取り憑かれた様に殺気立っていたようです。私自身は、何も変わっていないと思っていましたが。でも必死でした。建替えを成功させなきゃ!と、夢中ではありました。
「店長の仕事量で家の建替えは大変ですよ・・・」
まだ始まったばっかりなのに、もうかなり大変!でも建設会社の担当者さんが陣中見舞い?に来て、母の愚痴や近所の挨拶回りなどフォローしてくれたおかげで、何とか引っ越し当日を迎えました。
2018年7月4日 8:00 引っ越し開始
天気には恵まれて・・・恵まれ過ぎてかなり暑かった!夏の引っ越しは過酷ですね。もう少し計画的に考えれば良かった・・・と、少し後悔しましたが、自分の思いつきに後悔しても仕方ありません。強引に決行です!
ゴミと引っ越し荷物の仕分けは完全には終わりませんでした。とにかく大きな荷物や家電を中心に引っ越し業者さんに持って行ってもらい、細かい荷物は引越し後、少しずつ仮住まいに移動する事に決めました。ゴミも全部処分しきれずに、残りは解体屋さんに任せる事にしました。綺麗に空き家にするのは、本当に大変な事です。
引っ越しは2㌧トラックを使ったのですが、荷物はだいたい荷台の半分強。若いお兄さん方が手際良く積んでいくその仕事振りに、私と母はポカンと口を開けて見ているだけでした。丁寧にスピーディ、笑っちゃうくらい早かったです。
そして仮住まい先へいざ出発。と言っても歩いて10分位の場所で、移動自体はさほど苦ではありませんでした。午後から長男も車で応援に来てくれて本当に助かりました。何度か実家と仮住まいを往復で荷物を運び出してくれました。ホント引っ越しって大変ですね。また新居に引っ越しを考えると、うんざりして何もしたくなりますね。なるべくダンボールを開けないように、生活しようね!と、母と話をしました。早くも最初のワクワクや高揚感は皆無です。
仮住まい初日に問題発生!
内見では気づかなかった問題が・・・
事件は明け方の4時頃、まだ陽が昇る前の時間です。もちろん私は寝ていました。突然聞き慣れない音?鳴き声?に飛び上がりました。
「コッコッコッ!コケコッコー!」
犯人はニワトリでした。
まだ眠いし寝ていたいのに、「起きろー!」と言わんばかりに鳴くんです。ニワトリが。
「嘘でしょ?これから毎日?」
朝、母親に話したら大爆笑。出勤してスタッフに話して大爆笑。笑いが取れても全く嬉しくない私でした。元々の家からそれほど離れていないのに、ここまで環境が変わるんだと良い勉強になりました。すごく静かな環境で生活をしていたので変化に驚きです。イデアホームの担当者さんにもニワトリの話をしたら「内見の時、鳴いてましたよ。ニワトリ」と、ケロッと言われました。「言ってよ!」と八つ当たりしましたが、ケラケラ笑ってました・・・
皆さん、引っ越し先の内覧は五感を働かせて決めることをお勧め致します。