我が家は2019年に新築に建替えました。このブログを書いているのが2023年ですので4年前になります。その時の奮闘記です。
2019年3月4日 引っ越し
6:00 起床
3月に入り桜の蕾も膨らんで春を感じ始めた頃、引っ越しの為に気合を入れてカーテンを開けたら外は雨。しかもどしゃ降り。
母「何で雨なの? 怒」
私「知らないよ! 怒」
ほとんどダンボールを開けていなかったので、仮住まいへ引っ越しする時程の苦労はありませんでした。逆を返せば約10ヶ月、この荷物の量で生活は出来るんだ。そんな事に朝から冷静に感心してました。
8:00 引っ越し業者到着
3人の若い男性スタッフが荷物を運び出しています。仮住まいは2階で外階段が狭く滑りやすい上に、アパート前にトラックが止められない為、車まで少し距離があります。この雨で気の毒になりました。
前回の引っ越しの時にも驚きましたが、とにかく手際が良い!無駄な動きが一切なく見ててホレボレする一連の動き。しかも超絶に丁寧!やっぱり餅は餅屋ですね。
この日は分刻みでイベント盛りだくさん!引っ越し業者さんから、固定電話の設置、通信設備の設置の立会い。私の部屋の家財道具の納品。少しも気が抜けない状況です。しかも今まで離れて暮らしていた兄も、なぜかこの日に引っ越しを依頼。偶然にも同じ引っ越し業者さん。若干の時間の差はあるけど、午前中はほとんど立会いで終わりそうです。
新居で慌ただしく色んな業者が出入りしている中、立会いの全てがなぜか私。まぁ控えめに見て工事業者は良い、が、なぜ兄の引っ越し荷物も私が立ち会う?引越屋さんは「引越し先に妹がいるから、妹に見てもらって」と言われたと言うのです。当の兄貴はレンタカーで粗大ゴミを捨てに行っていたと事後報告。私は同居初日で怒りMAX。
13:00 昼食
朝も満足に食べていなくて、気づけば昼過ぎ。昼ごはん食べよ!と私の提案で近くのコンビニ弁当を購入。3人会話もなく、もくもくと食事。とにかく今日の夜、寝れる様に最低限の荷物を片付けなくてはいけないので、早く食事を終わらせたい!そんな雰囲気の昼食風景でした。でも他の人が見たら「怒ってる?喧嘩でもした?」みたいな光景でした 笑
この日の夜、担当者さんが家の説明に来る事が決まっていて、食事中の2人に再度確認。
母・兄「来てもらって何の説明を聞くの?」
私「風呂やIHの使い方、鍵の扱いだって知らないし。きっと他にもあるでしょう。」
母「そんな事で来るの?担当者さんは暇なの?」
私「その言い方!」
食事後、各自作業開始!雨のおかげで大きな雑貨類の買い出しは出来ず、とにかく荷ほどき。私の荷物は少なく、そんなに時間はかからなかったですが他の2人部屋は「今日、どこで寝るの?」と言った状態。荷物は少ない方が良い!
NTTの電話回線の工事に業者さんが到着。雨の中、外で工事をする姿を見て本当に申し訳なく感じました。母の部屋に固定電話を繋げるのですが、私が工事の立会いをしました。
当の母は布団と格闘中。我が家は布団が多いんです。父の葬式で布団を数組仕立てたので、真新しい布団が数組あったのですが母は全部引っ越しで持ってきていました。結局全部の布団は入らなくて数組捨てたそうです。旧我が家の引っ越しの時に思い切って捨てれば良かったのに・・・これも建替えあるあるなんでしょうね。
19:00 担当者さん訪問
「お疲れさまです!」と爽やかに登場。私達は雨と疲労でボロボロ。見た目で違うこの差。まだ母と兄は片付けに夢中で全く聞かない。仕方ないので私だけが換気扇の手入れや窓の開け方、防犯用シャッターなど一通りの説明に立会い。その後 担当者さんから「これから新たなお付き合いが始まります。どうぞよろしくお願い致します」と丁重な挨拶を頂き我が家を後にしました。
その夜私は、疲れ果てて夕食も取らず爆睡。朝から頑張ったもんな。
我が家の再出発!
これが我が家の家造りの奮闘記でした。
建替えを思いついた2017年12月から15ヶ月。途中悩んだり、反省したり、喜んだり、たくさんの事がありましたが、無事に完成する事が出来ました。私の知人に言わせれば「予定外の事も結局は予定通りなんだよ。出来上がれば成功なんだよ。」らしいです。想定外の出来事は当たり前。そんな小さい事を気にしない方が良い!と言ってました。
そりゃそうだ。一大プロジェクトだもんな。終わり良ければ全て良し!
でも、今思うとすごく楽しかったです!すごくいい経験が出来ました。自分でもやる気になればココまで出来る、自信が付きました。と、同時に我が家の家造りに多くの方の協力のおかげで、無事に事故無く完成した事に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
最後に・・・
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
家が出来てからコロナ禍になり、私の生活も大きく変わりました。振り返ればあの時思い付きとは言え、建替えを実行していなかったら今頃 大きな後悔をしていたと思います。
親が元気な内に、出来る精算はしておいた方が良いと私は思います。親が万が一の事があった時に精算するのは大変な事だと耳にします。今回の建替えである程度クリアになったのは良かったなと、つくづく感じます。
このブログが誰かの何かのヒントや後押しになれば幸いです。
そして最後にもう一度
我が家の建替えに関わった多くの方々に感謝致します。
本当にありがとうございました!