今から10年程前、ガイアの夜明けという番組で「リッツ・カールトン大阪」を放送していました。その徹底されたホテルマンの教育、最高のホスピタリティの提供、見るもの全てに興味を持ち1度は泊まってみたいホテルでした。もちろん老舗温泉旅館や景色の美しい宿も好きですが、特別な時間を過ごす贅沢な空間を体験してみたかったのです。
ずっと憧れていたホテルに泊まれるチャンスが来ました。私が勤めていた店が1週間 改装する事になり、私も1週間休みを頂けました。これは行くしかない！行くなら今だ！早速ホテルを予約しました。今回は東京 虎ノ門にある「リッツ・カールトン東京」に決めました。
2020年1月下旬 16時チェックイン
東京ミッドタウンの45階に構えるホテルは、内装のデザイン 証明 BGM 香り全てに拘りを持ったもので、お洒落で優雅な空間でした。この香りが気づかない程度の微かな香り。最初は「いい匂い！さすが空気まで違う！」なんて浮かれていましたが、ロビーも廊下も客室も、部屋にある石鹸やシャンプーも全て同じ香りなんです！
今回の宿泊目的は、贅沢な場所と空間で贅沢な時間を過ごす。なんですが、具体的なプランがないんです。夢にまでみたホテルに泊まれる事で舞い上がって、いざ来てみて「で、何する？」でした。でもずっと興奮していたので身体は疲れていた様子。部屋のビールを1缶飲んだら寝てしまいました 笑
夕食から帰って来たら嬉しいサプライズ プレゼントが！
キングサイズのベッドの中で目が冷めた時、本当に幸せな気持ちで目覚めました。そもそもアラームで起こされたり、今日のシフトは何だっけ？と考えなくて良い事が贅沢。嬉しいと二度寝も出来ない、小学生の日曜日みたいな朝でした 笑
リッツ・カールトンのコンセプトは、まるで自分の家で過ごす様な時間をご提供します。つまり「痒いところまで手が届くサービス」という事なんだろうけれど、家とは全然違うよ！こんなに良いベッドじゃないし、こんなに景色の良い部屋じゃない！家では痒くても我慢してるもん！て、思いました。
私には勿体ない経験だったのかな？と自己嫌悪を陥りましたが、私が尊敬する人が教えてくれました。超一流品を持たなければ、その価値には気づかない。見たり聞いただけなら「絵に書いた餅」と一緒。つまり何でも経験してみろ、と解釈しました(ちょっと違うかな？)
また機会があれば、ぜひ泊まりたいホテルです。今度は大阪に行きたいです！
