サムネイルの画像は、喫茶ローヤルに飾られている絵画です。浅草の躍動感を感じたので使わせて頂きました!
もうすぐ三社祭です!お祭り大好き人間としてはワクワクする季節です。
浅草寺
浅草を訪れたこの日、とても空が青くとても気持ちの良い日でした。最近の浅草は20代の若い子達が多いと聞いてビックリ!確かに着物女子の多い事。また修学旅行かな?学生の姿も多かったです。
コロナで浅草の仲見世はシャッターがしまり、かつての活気は?と報道で目にしていましたが、この日は天気も活気も最高でした!やっぱ浅草はこうでなきゃ!
浅草神社
毎年5月に浅草神社例大祭「三社祭」が執り行われます。浅草神社に祀られている三基の神輿は江戸三代神輿と挙げられているようです。三社の諸説については幾つか聞いた事があります。担ぎ手の爺っちゃん連中が色んな事をたくさん話してくれるのですが、なんせお互いにお酒を呑んでます。ほぼ覚えていません 笑
20年近く三社神輿を担いでいましたが、必ずと言っていい程 雨が降ります。天気予報より正確に雨が降ります。3日間晴天だった記憶は1、2回程です。これは浅草神社に龍神が祀られており、その竜神が降らしている。なんて諸説も聞いた事があります。
氏子である四十四町会が、町内神輿と本社神輿を担いで浅草の街を練歩く光景は、思い出すだけで興奮します。実際、観光で見ている人にはウンザリな光景だと思いますが、一年に一度の町興しですので大目にみて下さい。
千二光月・浅草公園
私が世話になっている町会です。西部の千二光月は、職人さんのイメージが強く鳶職人や材木屋さんが多い街です。南部の浅草公園は観音さまや浅草六区を範囲としている町会ですが、担いでいると興奮します 笑
全ての担ぎ手さんでは無いと思いますが、ギャラリーが多い方が燃えるんですよね。多くの人が見ていると思うと張り切っちゃうというか、頑張っちゃうというか。だからギャラリーが少ない場所だと、静かに神輿が通り過ぎるので気が付かない事もあります 笑
お囃子や拍子木、笛や拡声器を使って盛り上げるのですが、一番効果があるのは見物している人たちの野次だと思います。
私は身長がソコソコあるので、神輿の棒が肩に入ります。正直重いです 笑
最初の頃は肩が痛くて真っ赤になり皮も剥けましたが、慣れていくにつれて腰で担ぐ事が出来て長い時間神輿に入っている事が出来ました。担ぎ終えたビールが美味い!
「ソイヤ!」「セイヤ!」と声を発して神輿の魂振り(たまふり)を担ぎ手で合わせて練歩くのですが、私は「サッー!」と発する事が多く神輿から離れた仲間たちから「何であいつはカーカー言っているんだ?」と思わていたようです。「カラスが鳴いているのかと思った」だって。まず口の悪い連中たちです 笑
めうがや(みょうがや)・あだちや
ひさご通り近くにある祭用品店です。ダボシャツにドンブリ(腹掛)、パッチ(股引)に直足袋が私の祭スタイル!
この腹掛はお腹に大きなポケットが付いているのですが、昔 商いしている人がこのポケットに売上と釣り銭を入れている事から「どんぶり勘定」と付いたと聞いた事があります。ホントに大きなポケットで、この中に財布や手ぬぐい、携帯電話など入れて神輿を担ぎに行きます。
粋な巾着やポシェットもありますが、祭に行くと無くすんですよね。だから私は持ち歩きませんでした。
今もプライベートで外に出る時カバンを持つのが面倒だな、という時は手ぶらで行きます。周りからビックリされますけど。祭の習慣かもしれないですね。
よく「サラシやフンドシじゃないの?」と聞かれますが、あれは男性が付けるから格好いいんです。私は祭や神輿を楽しみたいので、正統派の格好で臨みます!
お勧めグルメ
ヨシカミ
コロナとか不景気は全く関係ない、昔ながらの洋食店!実は初めて来店しました!
ずっと利用したいと思っていたのですが、何しろ並んでいない事がない!位、毎日 行列の出来る店なんです。この日は「絶対にココで昼ごはんを食べる!」と息巻いて向かいました。
11:30開店で、11:40には満席!店内は50名程のお客様を収容出来るスペースがあるのに、10分で満席って驚きです。人気商品のハヤシライスを注文しました。
カウンター席を利用したのですが、昭和溢れる店内はどこか懐かしい昔ながらの雰囲気。「エモい」を通り越して「ガチ」な昭和ロマンの店内でした。
調理人は13名程いましたが決して広い厨房ではなく、そこに立ったら動けない位のスペースで皆さん忙しそうに料理を仕上げていくのですが、一つ一つの仕事に無駄がなく見ていて楽しいものでした。職人技です。
待ち焦がれたハヤシライスが来た時は幸せの真骨頂!写真を取り忘れる所でしたが、叙々苑の反省を活かし数枚「パシャ」携帯に収めました。
お味は・・超濃厚なデミグラスにマッシュルームと牛肉 玉ねぎのシンプルな物ですが、最高に美味い!何時間も煮込んだと思われるデミグラスは色んな具材が溶け出して旨味たっぷりのソース。そのソースに負けない牛肉を使っているのが分かります。とても丁寧な仕事をしているんだろうなと感じました!また付け合せの福神漬も憎い箸休めになるお味。もの凄い勢いで完食。美味しかった!
私も飲食店の端くれです。長居は無用。店に入ったのが11:35。料理が出てきたのが11:55。店を出たのが12:05。店の滞在時間は30分程でした 笑
また是非利用したいと思います!
喫茶ローヤル
浅草ロック座の近くにある純喫茶。ホット珈琲とアイス珈琲を注文しました。
アイス珈琲のバックの背景で伝わるでしょうか?こちらも昭和ロマン漂う喫茶店です。この店は自家焙煎で、マスターが拘りの一杯をもてなしてくれる店です。
私の味覚で判断すると、ホットは少し深入りのフレンチローストで酸味とコクが特徴的な珈琲でした。マンデリンの豆を感じる味と香りです。実際聞いていないので分からないです。珈琲のブレンド具合はマスターの命とも言える調合なので、知ったかぶって聞くのは失礼と思い勝手に想像してました。
この店は以前お世話になっていた飲食店のオーナーが贔屓にしていたお店で、一度連れてきてもらったのですが、雰囲気と味に惚れました。
純喫茶は今では貴重なお店です。有り難みを感じながら頂きました!
舟和の芋ようかん
仲見世にある舟和。とても多くの観光客で写真に映り込み載せる事が出来ないのが残念です。
前の職場のスタッフに「舟和の芋ようかんだよ!皆んなで食べて!」とお土産で持っていくと「ィヤッター!」とホントに喜んでくれました。皆んな芋好きです 笑
甘さは控えめでさつまいもの優しい味が特徴の商品。長い間、多くの人から愛された芋ようかんは外せない浅草の味です。
最後に・・
やっぱり浅草好きだー!と感じた1日でした!
他にも「神谷バー」や「とさや」「花やしき」「松屋」たくさんの思い出があります。全部は紹介出来ないので、また第二弾を投稿します。
もうすぐ三社祭!今年は仕事で行けませんが、浅草に元気をもたらしてくれる事間違いなしです!