ご存知でしたか?
今、俳句や短歌が密かな流行になっているらしいです。
昔から国語や古文が苦手な私にしてみると、全く無縁な流行ですが、せっかくなので流行りに乗ってみたいと思います。
今回は短歌に挑戦してみました!
短歌読んでみました!
初短歌☆
うんざりと 5月の空見て 吾しずむ 梅のためなら 我やせ我慢
「梅の実が付いて、熟する為に多くの雨を必要とする」だから梅雨って言うんだよ
と、通っている歯医者さんが教えてくれました。調べたら諸説あるようですが、時期を合わせた熟語のようですが、梅好きな私としては梅雨も悪くないなと感じたトリビアでした。
雨が苦手な私としては梅雨が最も最悪な季節です。気分も重くなるし、傘を持たなきゃいけないし、何よりくせっ毛が酷い私にとっては湿度が天敵。頑張ってセットしても秒で殺られる湿度には怒りすら覚えます。そんな気が重い時期がもうすぐ来るのかと思うと、どんよりしていた所に先生の神発言。
梅酒や梅干しは好物です!焼酎の梅割りも良いし、おむすびも梅干しが好きです。梅は腸を整える効果があるのでしょうか?湯冷ましに梅干しを入れて潰して飲むと腸の働きが良くなりますし、小さい頃お腹痛いと母親に言うと おちょこ一杯の梅酒を飲まされました。そんな大好きな梅ちゃんが雨を好むなら、少々の雨は我慢出来る!考えようによっては梅の為にありがとう!と感謝すら出来るかも!と自分に言い聞かせた一句です。
短歌とは・・
五・七・五・七・七 の31音で詠う歌体の事のようです。自分の気持を読み上げて他の人にも追い体験である様に感じてもらう様に読む事がポイントみたいです。
初めの五・七・五でテーマを読み、後ろの七・七で自分の思いや落ちを読む。らしいです。
つまり人間あるあるですかね。俳句と違ってあまり縛りが無いので入りやすいかと思い今回は短歌に挑戦しました。ただ語彙力の低い私にとって31音でシチュエーションと自分の思いを詰め込むには難易度高すぎです。
一句作ってみての感想ですが、共感出来るものかサッパリ分かりません。
でも言葉選びは楽しかったです。しっくり来る言葉がひらめいたり、前後の言葉の合わせ方だったりは、良い脳トレをやっている感じでした。
調子に乗ってもう一句☆
赤ちょうちん 焼きとり匂いに 誘われて 今朝の反省 何処へいったやら(字余り)
酒呑みあるあるだと思います。朝、二日酔いで辛い思いをして やっとこ起き上がり、怠さと戦いながら仕事に行きます。昼過ぎに二日酔いの苦しみも和らぎ、身体も軽くなった頃に就業の時間。今日は真っ直ぐ帰ろうと思っていても、同僚や居酒屋からの焼鳥の匂いの誘惑に負けて、またお酒を呑んじゃう一句。
なんなら、今日こそは加減して飲むぞ!とか、この1杯で終わりにしよう!とか、固く心に誓って呑んでるいるはずなのに、気がつけば店は閉店時間。「やっちまったぁ!」と後悔するのですが、その後悔は残念ながら次の日の朝、目覚めた瞬間です 笑
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」もはや無限ループです。流石に50歳目前で、最近では深酒も出来なくなっていました。翌朝の反省は昔に比べて減りました。が、ゼロにはなりません。
この一句は共感出来る方が多いんじゃないかと思います!少なくとも我が一族は共感してくれます 笑
更にもう一句☆
服えらび 気合を入れて 買い物へ 悩みに悩んで お決まりセンス
私はパンツスタイルが好きで、スカートは殆んど持っていません。それでもスカートが欲しくて絶対にスカートを買うぞ!と固く心に決めて買い物に行っても、なぜかパンツを選んで買ってしまいがち。失敗したくないし、定員さんが「パンツお似合いですね!」って言われます。実際鏡の前で比べてみても「やっぱパンツかな?」と納得して、スカートを選ぶ事がなくなりました。
今でも数枚のスカートは持っていますが、もっぱらデニムのパンツです。丈夫で楽チン!スカートを履こうという気が起きません 笑
洋服は好みがハッキリしますが、誰かの意見があった方が自分では選ばない色やスタイルをチョイス出来るかもしれませんね。私の買い物はいつも1人なので偏ったものばかり。今更ですが、友達との買い物をもっとしていれば良かったと後悔しています。
自分の好みが偏りがちで、新しい物にチャレンジ出来ない一句です。
最後に・・
初めて短歌に触れてみて、なかなか楽しかったです。言葉選びとか、言い回しだったりとか、どうしたら自分の気持が伝わるかな?て考える事が面白かったです。
自分的には「赤ちょうちん・・」の短歌がしっくり来て私らしい気がします。私を知る人もそう言ってくれそうな気がします 笑
多くを語らず、少ない言葉で今の気持ちを伝える。伝え方がミニマムですよね。あえて濁す言い方で聞き手側は色んな事を想像出来るし、解釈によっては共感してもらえる率も高くなりますし。
余計なモノはいらない。無駄なモノは省く。これが俳句や短歌の考え方のようです。
もう少し勉強して短歌 第二弾を投稿したいと思います!