プロフィール

一生青春でいたい

自由

父は私の18歳の誕生日に他界しました。とても突然の死でした。

タイトルとは正反対の始まりで申し訳ありません。

生前、骨盤の一部を骨折した為、毎日リハビリに通っていた父。ある前の晩、浅草で好のママさん達を集めて呑んでいた父は、その日ひどい二日酔いでした。でも日課であるリハビリに行きました。家を出てから1時間位経った時、一本の電話がありました。

父が倒れて意識不明。大学病院に救急搬送しました。との事でした。

急いで私と母は病院に行きました。ICUで治療を受けている父。ガラス越しから見守る私達。とてつもない緊張と不安を今でも覚えています。病名は脳梗塞。その夜、様態は安定し命に別状はない。が、意識が戻るのは難しいと言われました。

倒れて2週間後、亡くなりました。58歳でした。

まだ未熟は私は、心と身体が追いつきませんでした。人って、こんなにあっけなく死んじゃうんだ・・・。母や兄達も?親戚や友達も?理解は出来ても納得が出来ない。そんな感じでした。

それから毎日が不安で怖くて。でも天邪鬼な私は平気な素振りを見せて過ごしていましたが、無理は続かず心が壊れました。家族と一緒にいる時は元気でも一人になると不安になって、心拍数が上がり、全身で脈を打つ。冷や汗が出て吐き気が止まらない、こうなると落ち着くまで動けなくなります。もっと怖いのが、この症状の正体です。色んな病院で観てもらいましたが、至って正常、健康です。と太鼓判を押され、思春期にある事ですよ。と、言われました。

そんな状態が続くこと約3年。自治体から出ている広報を読んでいたいた時に「精神病の症状でお困りな方」の記事を見つけました。当てはまる事も多く、一人で相談に行きました。とても親身に話を聞いてくれて、辛かったね。よく頑張ったね。と、温かい言葉を掛けてくれました。きちんと先生に観てもらって、きちんと治療を受けましょう。と、病院を紹介してくれました。その病院は、父が救急で運ばれた病院でした。

ご縁のある病院だな、でもきっとお父さんが守ってくれるよね!と通い始めました。それから約7年。通院と投薬で、すっかり元気になりました。きっと私の場合は症状が軽く、それほど強い薬も処方されていなかったと思います。でも当時は、精神病もあまり聞かない話でしたし、私の病気を理解してくれる方は少なく感じたので、家族以外 通院している事を誰にも話せませんでした。その時に診断された病名は自律神経失調症。症状はパニック症に近い感じがします。

不安や緊張がない日常を取り戻したのは、28歳の時でした。

ここから私の第二の人生です!あの何も出来なかった10年を埋める様に一生懸命生きてます!まだまだ青春です 笑

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satchon
当ブログにご訪問頂きありがとうございます。 自由に生きたい!本気で切実に願うアラフィフオンナ(^‐^)vです。 25年間 大手飲食店で勤務してきた経験や、日常の些細な事を気ままに語る雑記ブログです。

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